読書メモ 一流の人に学ぶ 自分の磨き方
公開日:
:
セミリタイア生活
スティーブ・シーボルド
かんき出版 2012-03-23
¥ 1,575
「自分を変えたい!心の赴くまま自由に生きたい!」と思う人へ
一流のテニスプレイヤーを目指していた著者がテニスの世界から引退後に、各界の著名人から話を聞き、一流の人の成功する秘訣とは何かをまとめた本。一流の人と凡人(二流)との思考方法を対比しているので具体的で、思わず「あ~そういう風に考える」とうなずく箇所やメモを取る言葉が多かった。
この本の一流というのは著名人になっていますが、自分自身の周りにもいる「あの人は何故あんなに仕事ができるのか?」、「あの人の生き方かっこいい!」と憧れられる人のイメージです。一流の人は、われ関せず、自分の心に正直に心が赴くまま、好きなように生きることを大切にしているのに対し、大半の人は「他人の目を気にしながら過ごし、迎合されたい、人に受け入れられて理解されたい」と思いがちです。
自分の心を殺して生きることは、死んだように生きるのと同じなのだと思います。
本の中で特に気に入った言葉を抜粋して紹介します。
一流の人は切迫感を持っている
二流の人は1日、1週間、1ヵ月、1年、一生の時間がまるで無限であるかのように考えて漠然と生きている
一流の人は常に切迫感を持ち、時間を大切にして生きている。なぜなら、自分にとっては今この瞬間しかないことを絶えず意識しているからだ。
一流の人はお金の限界を理解している
幸せを探すとき、二流の人がお金を求めるのに対し、一流の人は充実感を求める。<中略>
二流の人は、お金と所有物が充実感を得る条件だと思い込んでいる。
一流の人は仕事で充実感を得る。彼らは自分の大好きなことを見つけ、能力を最大限に発揮する。つまり、行為の結果ではなく、行為そのものから充実感を得るのだ。
一流の人は変化を歓迎する
二流の人は変化を脅威とみなして避けようとする。
一流の人は変化を恩恵とみなして適応力を発揮する。
二流の人は古き良き時代を懐かしむ。
一流の人は今こそが良き時代であることを知っている。
一流の人は常識を疑う
二流の人は現状維持に甘える。
一流の人は常識を疑い、よりよく、より速く、より効果的な方法を絶えず探し求める。
一流の人は習慣を重視する
二流の人は、習慣とは断ち切るべきものだと考えている。たとえば喫煙や過食がそうだ。
一流の人は、習慣とは成功への道だと考えている。だから絶えず習慣を強化する。たとえば運動や摂生、早い出社がそうだ。
まず人間が習慣を作り、次に習慣が人間を作る。
日々を消耗している生活から、日々を積み重ねるへ
私も20代前半は朝起きて会社に行くのが嫌で嫌で苦痛の朝。混雑している通勤列車で行きたくない会社行き、面白いと思わない仕事をし、同僚と愚痴を言いながら夜に酒を飲みお金を消費する。休日は疲れているから昼まで寝て過ごし、ボーとテレビを見て終わる毎日でした。
死ぬときに人生を振り返ったら「つまらない日々だった」と想像した時に絶望を覚えて、少しづつでも自分を変えていこうと、前向きに努力するように考え方が変わりました。
私自身は「一流になりたい!」訳ではなく、「より良い人になりたい!」と思い、日々を積み重ねているつもりです。ただ、時として前へ進めない自分へのジレンマを感じることがあり停滞している時期もあります。そんな時に、この本を読み返すことで、心に情熱を入れ直し、1日を大切に人生を上積みしていけそうな1冊です。
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